リコールで3月納車が不可能になった「フィット」や「ヴェゼル」をホンダが消費税増税分を負担か?
3月末までに登録しないと消費税8%に増税になるという事で、今年1月や2月は駆け込み需要でディーラーがごったがえしていたのも記憶に新しいところ。
ホンダも新型フィットや小型SUVのヴェゼル発売で盛り上がっていたんですが、当初3月いっぱいの登録が間に合うはずだったのにDCTのリコールの影響で間に合わなくなるユーザーが続出というかなり厳しい状況になっています。
5%から8%への増税ではありますが、仮に200万円の車だと約6万円の差が発生するのでこれはユーザーにとって想定外の出費になり、ホンダへの不満も爆発しそうなところ・・・ですが、どうやらホンダは間に合わないユーザーさんには増税分を負担するという解決策を提示するとの事です。
ただホンダが負担するとしてもそう簡単にはいかないようですね・・・
ホンダがリコール対応で「迷惑料」 納車が4月以降にずれ込んだら増税分を補償
ホンダは2014年2月に実施したリコールの影響で、納車が4月以降にずれ込み、購入者の消費税負担が8%になった場合、販売店を通じて増税分を負担する「迷惑料」を支払うことを決めた。
マスコミ各社が3月上旬に大きく報道し、中には金銭補償を「肩代わり」と表現した社もあったため、ネット上でもホンダの対応が話題になっている。
ここまではホンダ負担もしょうがないかなという気もするんですが、問題はその「消費税」という性格上肩代わりというのは法的にかなりグレーなのではないかという指摘。
4月の消費増税に伴い、価格転嫁が阻害されないよう「消費税は当社が負担します」「消費税はいただきません」「消費税率の引上げ分を値引きします」などと表示することは禁止されている。ホンダのケースがこれらに抵触するのでないかと指摘しているわけだが、ホンダは増税分を「肩代わり」すると明示して宣伝しているわけでなく問題はない、との立場のようだ。
確かに黒に近いグレーのような「消費税肩代わり」です。
ちなみに3月にトヨタディーラーで聞いた話ですが、タイミング的に3月納車がギリギリのユーザーさんには「もし3月納車が間に合わなかった場合は増税分はお客様が負担する」という念書にサインしてもらったとの事。
税金というシステム上やむを得ないとはいえ、3月末まで登録ぶんよりも3月末まで契約ぶんまで5%ならまだスッキリして良かったような気もしますがどうでしょう?
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